レジャーナノSからメタマスクなどのホットウォレットへNFTを移動しようとしてつまずいた人へ
安価に購入したレジャーナノS
大事に保管していたNFTを気軽に取り出そうとしたところ、↓の画面でつまずいた
(XやS+ではこんなことにならないらしい)
Sならではの、この問題を解決します
まずは上記つまずきポイントまでたどりつく方法
Ledger-Liveを立ち上げる
左に並んでいるメニューのアカウントをクリック
取り出したいNFTを保有しているアカウントを選択
NFT(非代替性トークン)コレクションの右上にある「ギャラリーを見る」ボタン(下図参照)をクリック
送りたいNFTを選択し右上にある「送信」ボタンから順調に進んで最後につまずく
解決策 = OpenSeaとレジャーを接続してTransfarの操作をする
一時的にレジャーのアカウントでOpenSeaにログインするような感じ
安全のために本来なら接続したくない
一時的に本体の操作でBlind signingをenableにするが、終了後必ずdisableに戻すこと!
まずはレジャーナノS本体側での操作が必要
本体の小さな画面を見ながら操作する
Ethe appと同じ階層にもSettingがあるが、これではないところも躓きポイント
Ethe appを左右ボタン同時押しで選択後の階層にもSettingがある(左右ボタンで動かすと出てくる)
このSettingを左右ボタン同時押しで選択後の階層でBlind signingの項目がある
Blind signingの下に現在の設定が書いてある(DisabledもしくはEnabled)
ここでは左右ボタン同時押しのたびにDisabledとEnabledが切り替わるという、これまでの階層とは操作法が異なるという不親切設定なので注意
Blind singingをEnabledの状態にしておくことが先に進むために必要な操作
そうしないとメタマスクで↓の注意からすすまない
(下図の「ブラインド署名」がBlind signingのこと)
OpenSeaにレジャーがウォレットとして接続された状態となる
普段はOpenSeaに自分のメタマスクを接続しているが、接続先としてレジャーが選択できるようになるのでそちらに切り替える
あとは取り出したいNFTを選択してOpenSeaでTransfarの操作をするだけ
移動先にしたいアドレスを間違えないこと
非常に重要なので繰り返すが、本来コールドウォレットとして使いたいレジャーをOpen Seaにつないだ状態となるため、本来ならやりたくない操作
コールドウォレットを導入した意味がなくなる所業であり、本当にこんなやり方しかないのかという点については疑問がある
が、背に腹は変えられずこの方法でひとまず自分は解決できたので記録しておく
不用意なことは一切せず、最低限の操作ですませて、終了後は再度レジャー本体を操作してBlind signing Disabledに戻しましょう。
コメント