パラレルバーディップスとシングルバーディップスはかなり違う
単にディップスと言った場合、普通はパラレルバーディップスを想定すると思います。
一方でマッスルアップを意識してディップスやるなら、シングルバーディップスです。
余談ですが、雲梯はどちらのディップスもできる優れものな遊具です。
子供たちと譲り合って仲良く使いましょう。もしくは早朝・深夜などに時間をずらしましょう。
シングルバーディップスを全くやっていないと、パラレルバーディップス10回できてもマッスルアップには直結しません。
パラレルバーディップス10回できることは最低条件、スタートラインと考えましょう。
シングルバーディップスのフォーム
手幅は「つばめ」が支えやすく、かつ懸垂やるとした時にも違和感のない幅にすればOK。
脇は横に開かないように意識し、なるべく脇を閉じる。
マッスルアップを意識した懸垂の動き(=肩関節の伸展運動)からつなげれば、自然にこうなります。
ここからは肘を伸ばせばよい。ベンチプレスや腕立て伏せに似た動きで身体を押し上げる。
一番重要な深さという要素
シングルバーディップスはボトムをどこまで落とすかによって、負荷が極端に変化します。
下の動画では深さ1→2→3→4→5の順にボトムをより深く落としていってます。
どのくらいの負荷の差かというと、2なら30回以上できますが4では10回できません。
現状のわたしでは、5の深さまで落とすと1回もできません。
マッスルアップできるためには4程度の深さで5回ディップスできることが目安だと思います。
マッスルアップは実は引くよりも押す運動
マッスルアップはぱっと見「懸垂の延長」に見えてしまうかもしれません。
しかし実際には懸垂で身体を持ち上げ始めた直後にはもう押し上げに移行する感じです。
5の深さや、さらに深いところからでも身体を持ち上げることのできる強靱なディップス力があれば、懸垂が弱くてもマッスルアップできると思います。
ディップスではなるべく深い位置から身体を押し上げることを意識して練習する。
懸垂ではなるべく高い位置まで身体を引き・そして押し上げる。(懸垂も後半は肩の伸展運動で腕を振り下ろしてバーを押すイメージ)
この2つが最初は遠く離れているけれど、トレーニングを重ねると徐々に近づいていき、最後に繋がった瞬間マッスルアップが完成する感じです。
この時の感動を分かち合いたい♪
まとめ
ディップスは回数ではなく深さの追求が重要。
コメント